sasa.gif
こんばんは、sasa@サーバーの作業で残業(COPY待ち)です。今日は超久しぶり(3ヶ月ぶり位かな・・)にプールに入りました。今年は夏バテで運動する気力もなくなってヘロヘロだったのです。最近ようやく涼しくなってきたと思いきや気候の変化に体がついて行かず自律神経が変な状態で体調変です。日々の地道な運動が必要だと再認識して今日からプール再開のつもりです。多少はバチャバチャとやりましたが、今日は無理せず水中ウォーキングまでとしました。運動していると途中からテンションが上がってくるので無理しすぎに要注意ですね。

ちなみに今は夜ですがこのブログは明日の朝公開予定。

さて本題。前回私が投稿したブログで「腕時計の防水性能」についてアレコレ書いてしまいましたが、あんだけ下調べしたにもかかわらずやってしまいました。大失態でございます。しかしこれも学習だし、知らない人にとっては有用な情報だと思うので恥を忍んで失敗体験談を記します。

ダイビングの趣味を続けていくならば、将来的にはダイブコンピュータを買うつもりなので、とりあえず時間が分かれば良いと割り切り、なるだけ安い価格でスキューバダイビングに耐えうる防水性能を有する時計をと探しました。時計の文字盤に「WR100M」と印刷されており、説明にも「100m防水」と書かれているものをようやく手頃な価格で見つけました。社団法人日本時計協会-防水時計(ウオッチ)の種類と取扱い注意事項は?の記述では、メートル記述ならばダイビングなどで使用することが可能と読み取り信じ切っていた訳です。

結局、某大手モール内のショップ(通販)でアナログ&デジタル時計購入したのですが、現物が届いたのでわくわくしながら取り扱い説明書を読みながら機能を覚えました。その説明書には日本語での記述が無かったので「逆輸入もんか・・今は円高だからなぁ」と自分で納得しながら英文を読みながらストップウォッチやアラーム機能などを試して一通りの機能を覚えたのです。付加機能は別に使わないだろうけど、これでようやく海中で時間計れるなって思ってメタルベルトのコマを詰めていた時に、時計の裏フタに刻印されている文字がふと目にとまりました。アルファベットと数字のみでつらつらと綴られた刻印の中に気になる記述が・・

「WATER REGIST 10 BAR」

え?この刻印って10気圧防水って意味だよな・・・100m防水な時計なんとちゃうん?・・(汗
購入したショップが同梱していたチラシに、とことんサポートしますので疑問点、問題点など相談下さいと書いてあったので、早速メールをしてみました。表には100m防水の意味を指すであろう「WR100M」、裏面には10気圧防水の意味を指す刻印。どっちが本当なんですか?WR100Mとは正確にはどういう意味なのですか?という主旨のメール。

返ってきたメールは、定型文と思われるメールに、カシオの日本語のサイトへのURLが張られていただけでした。この対応にちょっとカチンと来ちゃいました。どこがとことんサポートしますだって?結局、このショップからは事務的な対応で的を得た回答を得られなかったので、直接メーカーに問い合わせしました。数日待たされましたが忘れた頃にようやく回答が返ってきて事情がわかりました。

私が買った時計は、予想していた通り並行輸入品でした。本来は日本市場に出回るはずのものではなく、日本以外の国で消費される製品だったのです。それがこの円高のご時世輸入されて日本市場に出回っているというわけです。取り扱い説明書に日本語での記述が無かったのがそれを裏付けています。

そして私がダイビング利用可能と信じて購入した防水時計が10気圧防水(日常生活防水強化品)だったというオチに完全にはまってしまった原因。それはシンプルに言うと、「ISO」と「JIS」の違いによる混乱(勝手な誤解)です。

「ISO」規格では耐水性能を「気圧」による表記と、「メートル」による表記どちらを使っても構わないと定められているそうです。それは国際的な規格故、お国柄などもあってその国でなじみのある表記にすることが好ましいと考えられているからでしょう。故に10気圧防水=100m防水として表記し、ダイビング用途に耐えうる時計には、特別に「DIVERS 100m」などと明記される事になっているそうです。ネット上で色々調べるとたしかに文字盤にそう印刷されている腕時計もチラホラみつかります。事前にこの知識があれば絶対に間違わなかった・・(後悔先に立たず)

私が絶対的に正しいと信じ切っていた情報「社団法人日本時計協会-防水時計(ウオッチ)の種類と取扱い注意事項は?」は「JIS」規格です。こちらの方は言うまでもなく・・・・JIS規格マジでまぎらわしいわー。むしろISO規格の様にもっとハッキリ明記しろよ!と言いたい。

ちょっと観点を変えます。なぜ10気圧=100mなのでしょうか?
例えば地球上で水中に潜る際、10m潜る毎に1気圧高くなると言われています。20mで2気圧・・・・100mで10気圧増えます。これは簡単に分かります。しかし大気の気圧が1気圧あるので、水に入らなくても空気中で1気圧かかっています。つまり水深100mでの圧力は大気圧をプラスして11気圧というのがより正確な値になります。逆に言うと10気圧は水深90mのハズです(正確には誤差がありますが)。

私が調べた範囲では、この1気圧のズレについて明記しているサイトを見つけることが出来ませんでしたが、おそらく100mの試験柱の水圧(11気圧)に耐えられるので10気圧防水と言って良いだろうということでは無いかと思います。正確な情報の在処をご存じの方いらっしゃったら是非おしえて頂きたいです。

という訳で、完全に「ISO」規格と「JIS」規格の違いに翻弄されてしまった次第です。すっかり「安いもん買いの銭失い・・・」ではないか(汗 多くの人にとって、本格的な防水性能が必要なことは希だと思いますが、スキューバダイビング人口も増えていると言われていますし、ちゃんとした防水時計が欲しいというニーズもそこそこ有ると思います。そういう用途で時計を探している方は私の様な失敗はしないように注意して下さいね。特にネット販売での情報は少ない傾向が

(結論)
・国産の時計はJIS規格にそって作られているのでメートル表記(例:200 METERS)
・海外の時計は規格がJISかISOかどうかよーく確認すべし
・ISO規格の場合はダイビング用をにおわす表記あり(例:DIVERS 200m)
・「WATER RESIST」は多分、日常生活防水って意味だと思う・・・

(追伸)
うーん、まだCOPY終わらない・・・このダイアログが終わったと思っても次々出てくるのですよ・・・仮想サーバー環境そっくりそのまま複製してるから時間かかるのは覚悟してたけど参ったなぁ。この後設定ファイルの編集もあるし・・・帰れないじゃんか(涙
20100918 205925.jpg




Twitterやってます!ふぉろーみー☆

トラックバック(0)

トラックバックURL: //capitalsports.jp/x/mt/mt-tb.cgi/225

コメントする